昨日は上に往って来いのタームとなったが、それでも方向感定まらずの揺れ動きはまだ続いている。前日の米利下げ観測後退&ウクライナ戦争終結への期待感は一服しており、逆にトランプ関税を巡る不透明感がリスクセンチメントを悪化させている模様だ。
短期サイクル的に見ても、まだどっちつかずの印象は強い。60分足・一目均衡表では再びその雲下に押し戻されたが、下放れているわけではない。一方で60分足MACDは0ラインやや下で緩やかに舳先を上方向に向け続けている。好悪材料が入り乱れる状況下、本日は米3連休を控えた週末でもある。やや上方向への期待が勝るとは考えるが、どちらかへ明確に放れるまではまだ揺れ動きの範囲内と見ておくべきだろう。
以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、3日安値14,124,063円を下値支持線、4日高値15,843,300円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、大台とほぼ重なる1月13日安値14,002,357円が次の下値メドということになる。そしてさらに下回ると、昨年12月6日安値13,498,673円を窺いかねない点には注意が必要だ。ただしこれらはいずれもネックラインとしての意味合いが強く、日足・一目均衡表の雲こそ下回ったものの、現時点で下放れるには至っていない。ギリギリのところで踏み止まっているという状況を鑑みれば、すでにいい水準まで押した可能性をやはり鑑みたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、1月31日高値16,374,531円が次の上値メドということになる。そしてさらに上回ると、史上最高値となる1月20日高値17,050,664円まで主だった上値メドは見当たらず、加速する可能性も否めないところだ。そうなると「往きつくところまで…」へ回帰しないとも限らないが、そのためには再び日足・一目均衡表の雲を上抜ける必要がある中、現在はまだ方向性が定まっていない。暗号資産を巡るファンダメンタルズは大きくは変わっていないが、トランプ劇場に振り回されてセンチメントは上を下へと振れやすい。一方向への動意は期待薄といわざるを得ず、少なくともまだ底打ち→上値模索再開と決めつけるわけにはまだいかなさそうだ。
《16:10》
《概要はBTC欄参照》
動き方・形状共に、本日もBTCと大差はない。ただやや小ぶりという印象は変わらない中、60分足・一目均衡表の雲に支えられ続けているという点は異なっている。BTCに準じた動きと想定し、やや上方向への期待が勝るとは考えるが、その点がどう捉えられるか…?
以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、3日安値321,430円を下値支持線、1月6日以降の半値戻し455,043円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、昨年9月16日安値315,854円を経て、同9月6日安値304,490円を窺いにかからないとも限らない点には注意が必要だ。ただしこれらはいずれもネックラインとしての意味合いを持っており、それでいて相応の値幅が存在している。少なくとも下値模索再開となるには、新たなネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し486,575円を経て、50万円の大台/1月31日高値とほぼ同水準となる同24日高値534,005円が次なる上値メドということになる。ただし4日にも前記抵抗線手前で失速したように、まだ上値メドとして機能している可能性は高い。60分足・一目均衡表の雲から上放れただけに、より期待が上回るとは考えるが、米3連休を控えた週末という点がどうか…?
《16:15》
《概要はBTC欄参照》
こちらも動き方はBTCと大差はないが、60分足・一目均衡表の雲上で推移する形状は一線を画すものだ。基本的にはBTCに準じた動きとは見るものの、その点がどう捉えられるか?値の軽さという特性もあるだけに…。
以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、3日以降の上昇に対する半値押し16,005円を下値支持線、2万円の大台ラインを上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)大台とほぼ重なる前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し15,112円を経て、3日安値12,225円へと押し戻されかねない点には注意が必要だ。さらに下回ると、1万円の大台を経て、昨年11月4日安値9,720円を窺いにかかる展開も懸念されるところだが、3日には長い下ヒゲを伴うローソク足を描いている。目先の底を打った可能性、あるいは日足・一目均衡表の雲上に顔を覗かせた点を踏まえれば、やはり底堅い展開を基本とすべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、1月31日高値20,637円はもう目と鼻の先だ。ただし11日にもその手前で押し戻されたように、まだ上放れするかは微妙といわざるを得ない。さらに上回ると、昨年12月5日高値21,975円に向けて勢いづいてもおかしくないところではあるが、本日は米3連休を控えた週末でもある。値の軽さという特性を加味しても、まだ決め打ちは厳禁と見ておくべきだろう。
《16:25》
《概要はBTC欄参照》
こちらも動き方はBTCと大差はなく、それでいて形状はBTCとETHの間といった感じだ。このためLTCよりはやや期待は落ちるものの、BTCと比べて期待は大きいということになる。値の軽さという特性を踏まえれば、LTCにより近いと見ておくべきかもしれない。
以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、3日40,954円を下値支持線、1月31日以降の下落に対する半値戻し54,364円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、昨年9月6日安値40,325円は目と鼻の先ということになる。そうなると同8月5日安値37,728円を窺いにかからないとも限らない点には注意が必要だ。ただしネックラインとしての意味合いが強く、3日には長い下ヒゲを描いて急反発したという経緯も踏まえれば、下抜けるのは容易とはいい難いのが実状でもある。日足・一目均衡表の雲を下放れたというネガティブは気にはなるものの、すでにいい水準まで押した可能性を引き続き鑑みたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し57,528円を経て、大台とほぼ重なる1月17日以降の下落に対する半値戻し59,275円辺りまで一気に押し戻されてもおかしくない点には注意が必要だ。それでも4日には前記抵抗線手前で上げ止まったように、まだ上値メドとして意識されている可能性は高い。短期サイクル的には最も改善している印象は強く、それでいて値の軽さという特性から期待も大きいものがあるが、過度な期待に関してはまだ控えておくべきかもしれない。
《16:30》
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