西本豪のFX初心者⇒中級者の教科書
FXトレーダーのガチな悩みは利益よりもコレらです!
しかしながら、皆様は、プロのFXトレーダーのほとんどが同様の悩みを抱えていることについてご存知でしょうか?
1.腰痛は中級トレーダーの勲章?
まず初めに、FXトレーダーが利益を出すことよりも真剣に悩んでいることとして挙げられるのは『腰痛』に関してです。
トレードにはスキャ・スイング・システム・トラップトレードなど、様々なトレードスタイルがありますが、そのすべてのトレーダーは腰痛で悩んでいます。
椅子を探し続けるトレーダーたち
大体トレーダーたちが集まってお酒を飲むと、まずは最近のトレードの話から始まって、相場展開やポジショントークの話題へと移っていきます。
そして、トレードや最近の話題が一巡すると、必ずと言って良いほど『椅子』の話になります。
例えば、「最近腰痛がひどくて困ってるんですよね」と、あるトレーダーが始めると「◯◯と言う椅子がめちゃくちゃ良いですよ」や「××は高いけどリクライニングが大きすぎる」「ゲーミングチェアにしてから調子が良い」とか、必ず椅子の話で盛り上がります。
「どうしてそんなにその話で盛り上がるの?」と思われる方も少なくないかと思いますが、実際トレーダーとして生計を立てると、1日のほとんどを椅子の上で過ごすことになります。
そのため、椅子のクオリティが健康面だけでなくて、トレードにも影響が出ることを全員が多かれ少なかれ認識しているためです。
そうした中で、私は椅子に関して何と話しているのか?
「立ったまま使えるスタンディングデスクは腰にめちゃくちゃ良いですよ!」とオススメしていて、トレーダーさんたちからは「そうなの!!どういうの使ってるの?」などと質問攻めにあっています。
2.トレーダーは精神力が勝負
次に、トレーダーの抱える悩みとして最も重い内容についてご紹介させていただきたいと思います。
一般的なお仕事とは違い、トレーダーとして生計を立てようとすると、どんなに頑張って働いていてもマイナスになることがあります。
それも、何日もかかって積み上げてきた利益が1日で吹っ飛んでしまったり、数年に1度起こるような歴史的な相場展開になりますと、積み上げてきたものが一瞬で失われてしまうこともあります。
そうした過酷な精神状況で戦っているトレーダーの多くは、多かれ少なかれ精神的な問題を抱えながらやっています。
そのため、昨日まで元気に連絡をしてくれていた人が急に連絡が取れなくなるということも珍しくありません。
精神病を抱えているトレーダーも
また、トレーダーの中にはFXを始める前から精神的に追い込まれてしまい、『病気』と診断されてしまっている方も少なくありません。
ただ、この相場の世界は「一般的な常識では説明がつかないことが正しい」とされることも少なくないため、そうした精神的にトラブルを抱えているトレーダーが莫大な利益を出していることも珍しくありません。
そのため、大きなトレードを成功させてお金の悩みから解放されたトレーダーが、今度は、精神的な面で悩んでいる姿を見るケースも少なくありません。
3.チャートをいつまで見られるのか?
最後に、トレーダーの悩みとして「FXチャートを将来に渡りどれほどの間見ることができるのか?」ということについてご紹介させていただきます。
目の疲れと睡眠不足
FXトレーダーの多くは昼夜逆転生活を送っていたり、ショートスリーパーと呼ばれる短時間の睡眠のみの人がとても多いです。
そのため、どうしても睡眠不足や目の疲れといったものに悩まされているケースが多いです。
そうした日々を送っていると、「あと何年俺はチャートを見ることができるのだろう?」という身体的な悩みが脳裏に浮かぶようになってきます。
特に、ほとんどのFXトレーダーはFXのチャートだけを見ているわけではなく、株や暗号資産のチャートやニュースも同時に見ていることがほとんどです。
トレーダーは目の寿命についての悩みをもつのが当然かもしれません。
チャートをいつまでみるのか?
また、トレーダーはこうした肉体的に大きな負担を負いながらトレードを行っているため、「この先、いつまでチャートを見続けなければいけないのか?」という精神的な将来の不安も襲いかかってくることになります。
特に、1人で深夜まで動きのない相場をぼんやりと見つめながら取引を繰り返しているときは、無限のループに陥ったような錯覚とも闘うことがあります。
そのため、『チャートを見続けなければいけない』ということは変わらないのですが、身体的に継続することが難しくなってくる年齢的な現実と、精神的には継続しなくてはいけないというプレッシャーに板挟みにあっている人も少なくないありません。
4.まとめ
さて今回は『FXトレーダーが投資の利益以上に悩んでいること』について詳しくご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
トレーダーという世界に関して華やかな面をイメージされる方も多いと思いますが、裏側にはこうした悩みが多数あります。
特に、有名トレーダーの多くが良い椅子に座っている姿をイメージされる方も少なくないと思いますが、実際には、「良い椅子にしか座れない」「座りたくない」と思っているケースも少なくありません。
職業病の一覧のようになってしまいましたが、FX中級者を目指す皆様には必ず通っていただかなくてはいけない道となりますので、心のご準備をしておいていただけましたら幸いです。
今回も、私の長いお話に最後までお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。
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