株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2025年02月12日

ゴールド60分足分析 2025年02月12日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 まだ利益確定売りに押されている。米利下げ観測後退を背景にした米10年債利回り上昇、つれて進行するドル買いがドル建て商品全般に重石となっている現状では、致し方ないところかもしれない。

 ただ短期サイクル的には、もう一段値を落としてもおかしくないように見える。特に60分足・一目均衡表ではその雲をわずかながらも下抜けた。まだ下放れているわけではないが、60分足MACDは0ラインを下回ってもまだ舳先を緩める気配は見られていない。下値はしっかりした印象は強く、崩れるとは思わないが、まだ高値圏であるという事実は何ら変わってはいない。もう一段の利益確定売りには、やはり注意しておくべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)12月19日以降の上昇に対する半値押し2764.8ドルを下値支持線、11日高値2942.7ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し2722.8ドル/2700ドルの大台/同76.4%押し2670.8ドルを一つ一つ確認しながら、1月6日安値2614.1ドルに向けて押し戻されてもおかしくないところだ。ただし過熱感・往き過ぎ感を除けば、ファンダメンタルズ的にはまだ上方向への意識は高い。もう一段のポジション調整は入ってしかるべしとは見るが、過度な下値期待(懸念)は控えておくべきだろう。
(3)前記抵抗線は史上最高値となるだけに、上回ると再び「往きつくところまで」に回帰しかねない点には注意が必要だ。ただし短期的なものは別にしても、中期的に台頭する過熱感は如何ともしがたいものがある。昨日より幾分利益確定売りに押されているが、過熱感解消という点ではほとんど影響していない。崩れるとは思わないが、上方向へのメリットと比較すると、まだ下方向へのリスクの方が大きいと見たいところだ。流れに逆らう格好にはなるが…。
(15:20)

シルバー60分足分析 2025年02月12日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらは週明けとなる一昨日と比較しても、特に変わった様子はない。幾分値を落としているのは事実ではあるものの、下値はしっかりしている印象は強い。高値圏であるという事実も何ら変わってはいないが、それでいて上昇往き過ぎ感が台頭しているわけではない。利益確定売りに押されている格好だが、あくまで上下に振れる膠着と見るべきだろう。

 短期サイクル的に見ると、まだどっちつかずの印象は強い。わずかながらも60分足・一目均衡表の雲下に押し出された点は気にはなるが、それでも下放れているわけではない。それでいて60分足MACDは0ラインをまだ下回る水準にて舳先を上方向に向けたままであり、実体線とのダイバージェンス(逆行現状)も見られている。日足・一目均衡表を見ても、その雲に支えられている印象は強い。決め打ちは厳禁ではあるものの、期待の募る局面と見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)引き続き、昨年12月31日以降の上昇に対する半値押し30.700ドルを下値支持線、7日高値32.642ドルを上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し30.242ドル/30ドルの大台ラインを経て、1月13日安値29.497ドルに向けて押し戻されかねない点には注意が必要だ。ただしこちらは時折押し目を挟みながら上昇してきただけに、過熱感という点ではそれほど目立っていない。高値圏であることからいつ利益確定売りに押されないとも限らないという状況は続くと見られるが、それで崩れるかは微妙なところ。少なくともその昨年12月31日安値とほぼ重なる同12月19日安値28.739ドルに向けて動き出すには、かなりのネガティブが新たに台頭する必要有と見ておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同10月22日高値34.854ドルに向けて加速しかねない点には注意が必要だ。ただしゴールドほどではないにせよ、高値圏であるという事実は何ら変わっていない。過熱感はそれほど台頭しているわけではなく、日足・一目均衡表の雲に支えられている印象も強いが、いつ利益確定売りに押されないとも限らないというリスクは残存し続けると見るのが、やはり妥当といえよう。
(15:30)

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