株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2025年02月14日

ゴールド60分足分析 2025年02月14日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 緩やかながらも、さらに上値を伸ばしている。ただし史上最高値にはまだ届いておらず、上値の重さを引きずっているというのが実状だ。米10年債利回りが低下したままということも、金利のつかないゴールドには追い風として吹いている模様だ。

 短期サイクル的には、再び60分足・一目均衡表の雲から上放れ始めた印象が強い。ただし60分足MACDは0ラインと乖離した水準にて、舳先を横に向けている。米3連休を控えた週末というスケジュール感の中、過熱感は否めないと鑑みれば、ここからの上値模索はおいそれとはいきそうにないと見るべきだろう。もっともそれで崩れるとは思わないが…。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)12月19日以降の上昇に対する半値押し2764.8ドルを下値支持線、11日高値2942.7ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し2722.8ドル/2700ドルの大台/同76.4%押し2670.8ドルを一つ一つ確認しながら、1月6日安値2614.1ドルに向けて押し戻されてもおかしくない点には注意が必要だ。それでも過熱感・往き過ぎ感を除けば、まだ上方向への意識は高い。ポジション調整に再び押される可能性は押して知るべしとなるが、少なくとも過度な下値期待(懸念)は控えておくべきだろう。
(3)前記抵抗線は史上最高値となるだけに、上回ると再び「往きつくところまで」へと回帰しかねない点には注意が必要だ。ただし中期的に台頭する過熱感が払拭されたわけではなく、さらに本日は米3連休を控えた週末に当たる。崩れるとは思わず、上値を模索する場面もあるとは見るが、上方向へのメリットよりも、やはり下方向へのリスクを鑑みておきたいところだ。それで崩れるとは思わないが…。
(15:30)

シルバー60分足分析 2025年02月14日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 朝版で「一旦一服」と記したが、どうやらそれは見誤りだったようだ。昨日の上昇幅が小さかったのは、単に出遅れていただけと見るのが妥当だろう。ゴールドに比べて上昇往き過ぎ感が希薄である中、直近高値を上回って来た形状からはさらなる上値模索が期待されるところだ。

 短期サイクル的に見ると、どっちつかずの印象は強い。60分足・一目均衡表では、その雲から上放れたばかりのように見える。それでいて60分足MACDは0ラインと乖離した水準にて舳先を上方向に向けたままであるなど、勢いはまだ上方向と見られる。それでも過熱感は如何ともしがたく、米3連休を控えた週末というスケジュール感を鑑みると、一巡後は一服→利益確定売りとなる可能性が否めないところだ。日足・一目均衡表の雲が下値を支えている可能性は高く、そこから上放れしつつあることを踏まえれば期待は募る局面といえるが、そのスケジュール感だけは頭の片隅に入れておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)昨年12月31日以降の上昇に対する38.2%押し31.355ドルを下値支持線、同11月1日33.114ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同半値押し30.860ドル/同61.8%押し30.364ドルを経て、30ドルの大台ライン、そして1月13日安値29.497ドルに向けて押し戻されかねない点には注意が必要だ。ただしこちらは時折押し目を挟みながら上昇であり、短期的な過熱感を除けば主だった下げ要因が見当たらない。高値圏であるだけにいつ利益確定売りに押されないとも限らないという状況は変わらないが、それで崩れるかと問われれば微妙といわざるを得ないのが実状だろう。
(3)7日高値を上回っただけに、前記抵抗線まで上値メドは引き上げざるを得ない。そしてさらに上回ると、同10月31日高値33.886ドル/34ドルの大台を経て、同10月34.535ドル/同10月22日高値34.854ドルに向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。ただしゴールドほどではないにせよ、高値圏であるという事実は何ら変わっていない。中期的な過熱感はそれほど台頭しているわけではないが、冒頭で記したように短期的には過熱感は否めないのが実状でもある。米3連休を控えた週末というスケジュール感の中、どこまで上値を模索できるか?
(15:45)

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