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実践トレーディング

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マネーパートナーズによるコラム連載は、2025年2月28日をもちまして終了させていただくこととなりました。
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実践トレーディング 2月28日夕版
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為替イブニング海外市場2025年2月18日

2025年02月18日
(コラム執筆時間:19時04分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円151.00~152.50
ユーロ円158.00~159.50
ユーロドル1.0400~1.0550
豪ドル円95.70~97.20
相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日発表された日本のGDPが予想以上の伸びを示したことを好感し、日銀追加利上げ観測が広がりつつある。単純志向で考えれば、他の先進国が利下げを強めており、双方の相反する政策方針を横目に円を買い戻す動きが優勢になっている。ただ本邦の金融引き締めはマイナス金利からの追加利上げ段階であり、未だに金利正常化には程度遠い状況である。本日、豪中銀理事会では予想通り政策金利を4年ぶりに0.25%引き下げたが、ブロック豪中銀総裁はインフレに対する勝利宣言はまだできないとし、追加利下げを意味するものではないと指摘している。そして米国でもパウエルFRB議長が利下げを急いでいないと言及している中、ウォラーFRB理事もインフレが落ち着くまでは利下げを支持していない旨を述べており、加速的な円高局面はやや期待薄になっている。引き続き直近のレンジ幅を重視すると共に、少なめのナンピン売買で対応することが賢明であろう。

一方、ドル円は債券利回りが上昇過程にあり、拙速的な上値トライは慎重になっている。反面、米債券利回りも高止まり状態にあり、日銀追加利上げが実施されるまでは安易な下値トライも慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円151.00~152.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が無難であろう。

他方、ユーロドルは損切りと利食いが一巡しており、また1.05台の達成感も踏まえて再び戻り売りが優先されている。引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.0400~1.0550を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、151円前後から押し目買いと共に、152円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.04前後から押し目買いと共に、1.05台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に上値の重さを意識しており、現状ではドル円152円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は151円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整色を強めている。現状では今朝と同様に、ユーロドル1.05台半ば前後からナンピン売りと共に、1.04前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は繰り返しになるが、ドル円151円前後ではロング、152円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は158円前後から押し目買いと共に、159円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は96円割れから押し目買いと共に、97円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円150.50153.00
ユーロ円157.50160.00
ユーロドル1.03501.0600
豪ドル円95.2097.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

市場のストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円150.50153.00
ユーロ円157.50160.00
ユーロドル1.03501.0600
豪ドル円95.2097.70
現在のポジションン
ユーロ円ロング50,000☆159.00(SL158.00売り)
ユーロドルショート50,000☆1.0500(SL1.0530買い)
2025年2月収支経過(03~18日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円±¥0+¥35,000
ユーロ円+¥205,000
ユーロドル
豪ドル円+¥140,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆151.50(SL151.00売り)
ユーロ円買い50,000☆159.00(SL158.50売り)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000☆△152.20(151.50ロングカバー)+¥35,000
ドル円買い50,000150.80(SL150.30売り)
ユーロ円売り50,000159.50
ユーロ円買い50,000158.00(SL157.50売り)
ユーロドル売り50,0001.0550(SL1.0600買い)
ユーロドル買い50,0001.0430
豪ドル円売り50,00097.00(SL97.50買い)
豪ドル円買い50,00095.50(SL95.00売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000152.50(SL153.00買い
ドル円買い50,000151.00(SL150.50売り)
ユーロ円売り50,000159.50
ユーロ円買い50,000158.00(SL157.50売り)
ユーロドル売り50,0001.0550(SL1.0600買い)
ユーロドル買い50,0001.0430
豪ドル円売り50,00097.20(SL97.70買い)
豪ドル円買い50,00095.70(SL95.20売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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