新興国通貨 四本値 フィボナッチリトレースメント ピボットポイント
【トルコ失業率は小幅に低下】
12月の失業率は8.5%となり11月の8.6%から低下した。失業者数は302.6万人となり前月から3.9万人減少した。
12月の鉱工業生産は前年同月比7%となり、11月の1.6%から上昇した。電気、ガスが11.4%増加、製造業が6.8%増加した。
USD/TRY 日足BIDチャート
先週のドルリラは35.7119~36.2203のレンジで1.12%の上昇となった。36リラ付近がレジスタンスになっていたが、そのレベルを抜け上昇が継続中と思われ36~36.35のレンジを予想する。
TRY/JPY 日足BIDチャート
先週のリラ円は4.167~4.275円のレンジで0.65%の上昇となった。一時反発したリラ円だったが4.3円付近は依然としてレジスタンスになっており4.15~4.3円のレンジを予想する。
【米国、南アフリカへの援助停止】
トランプ大統領はUSAID(国際開発局)の対外援助事業の見直しを進め、必要性があるものは国務省が指揮することになるだろうと述べ国務省への組織統合へ向かう可能性を示唆した。
さらに南アフリカへの援助を全面的に停止するとも表明している。
USD/ZAR 日足BIDチャート
先週のドルランドは18.2893~18.625のレンジで1.38%の下落となった。ドルリラは一時18.625まで上昇したがドル安の流れを受けて下落した。18.20付近がサポートとなり18.20~18.75ランドのレンジを予想する。
ZAR/JPY 日足BIDチャート
先週のランド円は8.097~8.36円のレンジで2.32%の上昇となった。8.1円付近はサポートとなり8.1~8.4円のレンジを予想する。
【メキシコのインフレ率は低下】
7日に発表されたメキシコの2月のCPIは前月比0.29%上昇で1月の0.38%から鈍化した。前年比は3.59%の上昇で1月の4.21%予想の3.61%も下回った。コア指数は前月比0.41%、前年比3.66%となり、これも前月の0.45%、3.7%から低下した。
メキシコ中銀は前日の6日に政策金利を0.5%の利下げを行い前回の0.25%から利下げ幅を拡大させた。
インフレ率はメキシコ中銀のインフレターゲットの2~4%に収まっており、また24年第4四半期がマイナス成長になっていることから利下げスタンスは継続されると思われる。
USD/MXN 日足BIDチャート
先週のドルペソは20.2514~20.6915のレンジで1.48%の下落となった。ドル安の流れもありドルペソは上値が重い展開となった。しかし20ペソが依然として中期的なサポートとなっており20~20.65ペソのレンジを予想する。
MXN/JPY 日足BIDチャート
先週のペソ円は7.322~7.557円のレンジで2.32%の上昇となった。ペソ円は7.3円がサポートとなり7.3~7.6円のレンジを予想する。
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